2024.01.23
髪の毛も老化する!?エイジング現象の原因と対策について

髪のエイジング現象をご存知ですか?

髪も肌と同じように年齢とともに変化しています。

「いつも通りのヘアケアを続けていたのに髪がパサついて広がるようになった。」
「ずっとキープしていた髪型が似合わなくなってきた。」
「以前に比べて髪にツルツル感がない。」
「髪が傷みやすい。」
「ストレートヘアだったはずなのに、ところどころうねりが出始めた。」
「つむじが割れやすい。」
「トップがペタンとしやすい。」
「ブローしてもツヤが出にくくなった。」

こうした変化を感じている方、もしかするとその原因は髪のエイジング現象かもしれません。
肌のエイジングは気にしても、髪の毛のエイジングはあまり気にしていなかったという方も多いのではないでしょうか。
年齢とともに髪にどのような変化が起こるのか、髪の老化とは、今回は髪のエイジング現象について特徴や対策法などみていきましょう。

髪のエイジング現象とは?

髪のエイジング現象とは加齢等により髪質が変わってきた髪のことで、人にもよりますが40代前後から髪質の変化を感じられる方が多いです。

1.うねり
2.パサつき
3.ツヤの低下
4.白髪
5髪の毛一本一本が軽くなる
6.髪が細くなる
といった状態が多くみられます。

髪のエイジング現象が起こる原因

髪のエイジング現象が起こる原因

女性ホルモンの減少

1つ目は、女性ホルモンの減少。
30代後半から40代にかけて、女性ホルモンの分泌量が減少しはじめます。
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が一定水準以上に保たれていると、皮膚のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが多く保たれ、うるおいや若々しさを維持できます。しかし、女性ホルモンが減少すると、地肌ではハリやうるおいの低下を招き、毛髪では毛包の細胞の形態変化や栄養不足から、髪質の変化を招くと考えられます。

抗酸化力の低下

2つ目は、抗酸化力の低下です。
抗酸化力とは身体の細胞を傷つける活性酸素から守ってくれる力です。
活性酸素には体に悪い細菌などを攻撃して排除する働きもあるため、活性酸素自体絶対にダメというものではありませんが、増えすぎてしまうと細胞にダメージを与えてしまいます。
しかし、年齢とともに抗酸化力が低下してしまうことで、活性酸素が地肌に蓄積しやすくなります。そうなることによって毛髪も活性酸素の影響を受けてパサツキやツヤの低下にもつながると考えられます。

日々のケアで髪のエイジング現象の予防を

①シャンプー、トリートメントを変える

ご自宅の普段使いのシャンプーやトリートメントを、洗浄力がマイルドで、髪と頭皮のうるおい維持に必要な皮脂を適度に残せる保湿力が高いものや、エイジングケアの効果が高いものを選びましょう。

②頭皮の血行を促すマッサージ

頭皮の血行の改善には頭皮マッサージがおすすめです。
年齢を重ねると頭皮の血行が悪くなりがちで、髪に栄養が行きわたらなくなります。
頭皮の血行を促すことで、血流もよくなり、健康な髪へのアプローチになります。毎日少しでも良いので頭皮全体を軽くもんで刺激を与えましょう!

マッサージは親指以外の両手4本の指の腹を使って行います。
頭皮を擦るのではなく、全体を揉みほぐすように頭皮を指の腹でつかんで動かすようにマッサージをしましょう。

③食生活の見直しを

食べたものの栄養が頭皮にもいくので、栄養バランスがとれた食事を意識しましょう。
髪はケラチンというタンパク質からできているので、大豆や魚介類、鶏肉、卵などはオススメです。また、抗酸化作用のある食品として、アサイー、ベリー類、緑茶、ゴマ、にんじん、トマト、生姜なども積極的に摂り入れましょう。

サロンケアも活用して早め早めのケアを

年齢による髪のうねりは、くせ毛とは異なります。
お肌のケアはもちろん、頭皮も早め、早めのケアが大事!
日々のお家でのケアはもちろんですが、美容室に行った際のヘッドスパやトリートメントなどをうまく活用して若々しい髪を維持していきましょう!